裁判を傍聴するという趣味
16年ぶりに裁判を傍聴しに行ってきた
某アダルトサイトを開設する少し前。
だいたい2004年ぐらいの話です。
ついこの前みたいに思っていたけど、よく考えたらもう20年も経ったんですね。
オレも歳をとるはずだ。
特に仕事をしておらず、さあ何かしないといけないなあと思っていたが、だからといって何も思いつかずニートの日々が続いていた。
とりあえずの日銭はゲーム機やらなんやらの限定品を購入し、ヤフオクに出品していた。
今の転売ヤーの走りだった。
普段は映画を見るのが好きだったが、映画は金がかかる。
そのころこの漫画にハマってしまい、興味本位で裁判傍聴に出かけてみた。
するとここれがまあ本当に面白い。
ドラマや映画では見られない、本当に本当のリアルなドラマがあるのだ。
しかもタダで!
期間はだいたい2年ぐらいだったかな。
週3〜4日ぐらい裁判所に通い続け様々な事件の裁判を傍聴する日々が続くことになった。
思い出に残っている当時の事件
殺人事件
今も記憶に残っているのはやっぱり殺人事件の被告たち。
近くによると人殺しのオーラが出ていて本当に怖い。
そのなかで特に印象深かったのが3件。
まず1件目。
共犯の2人、どちらも反社の風体。
主犯の実行犯と、もう1人は死体遺棄を手伝った男。
従犯の男が主犯の男に逆ギレして
「絶対迷惑かけないから手伝ってくれて言うたんおのれやろがーーーー」
って大声が法廷で響き渡ってガチ喧嘩になっていた。
いやいやいやいやいや💦
さすが人殺しと、その後始末を手伝う友人w
どんな理由で死体遺棄手伝うんだよ。
本当につかみ合いの喧嘩になりそれを警察官が必死に静止していた。
続いて2件目
ホモ同士の嫉妬から起こった殺人事件。
被告は冤罪無実を主張して、前日に一緒にBBQにいった他のホモの男が殺したと主張したが、そのホモダチもどこの誰か具体的に言えない。
そもそもBBQ自体した形跡がない。
犯行後、被害者のマンションの部屋に入ったことが防犯カメラにうつっていたり、殺害時の返り血のDNA鑑定やらでがっちり証拠を固められ、いくらなんでも無理筋だった。
懲役18年。
そして3件目
一番忘れられないのは学習塾のロリコン講師。
教え子の小学6年生の少女が好きになり個人指導と称して塾で居残り補習したりしていたが、少女からはキモがられていたことを知り逆恨みで殺してしまった。
法廷での基地外っぷりがものすごく、奇声を発したり、傍聴席の傍聴人に絡んできたり。
「悪魔があの女に取り憑いてオレを殺しにきたーーーーー」
と訳のわからないことを言い出したり。
呆れる裁判長や検察官。
「どう?オレ頭おかしい?おかしいでしょ、心神耗弱なんだよ、だから刑軽くしてよ」
と基地外を装う芝居を繰り返す。
しかしこの猿芝居が功を奏して、なんとたったの懲役15年(軽っ💦
なんの罪もない小学6年生の女の子を殺してたったこれだけとは本当に驚いた。
殺された少女の親御さんはやりきれなかっただろう。
基地外無罪とはよくいったものだ。
この時の殺人犯たち、3人は全員もう出所してるんですよ。
懲役20年未満の雑魚でこれですからね。
死刑や無期懲役くらう凶悪犯たちって、どれだけ頭おかしいのか想像できませんわ。
Winny事件
当時Winnyという共有アプリで捕まった金子さんの裁判も何度か傍聴した。
いつかこの事件の関する記事も書いてみたい。(まあ大した記事は書けないが)