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万引きの濡れ衣を着せられ、脅迫される地獄の日々

官僚の妻が罠に嵌められ、底辺の奴隷に

万引きの濡れ衣を着せられた

私は法子、57歳。

夫は丸の内に勤務する、いわゆるエリート官僚です。

私は専業主婦で、激務に疲れた夫の心と体を癒してあげるのが、私の仕事です。

そんな私にとって、スーパーでの買い物は、大切な仕事の一つでした。

毎日夜遅くに疲れて帰ってくる夫に、栄養満点で美味しいご飯を食べさせてあげたい。

そう思って、料理の研究にも余念がありません。

食材は、もちろん全て国産です。

料理のレパートリーも結婚30年で、もう料理教室がひらけるんじゃないかというぐらい豊富になりました。

私はいつものように、食料品をカゴに入れ、レジで会計を済ませました。

そして店を出たところで、スーパーの店長さんに呼び止められました。

「お客様、すみませんが、ちょっと事務所まで来てもらえませんか」

店長さんの言葉に、私は寒くもないのに、なぜか鳥肌が立ちました。

なにも心当たりはありませんでしたが、とても嫌な予感がしました。

私は店の奥の事務室へと案内されました。

「すみませんが、カバンの中を見せていただけませんか」

「どういうことでしょうか」

「いいから見せてください」

私がカバンを開けて中身を出していくと、見覚えのない商品が出てきました。

「これはどういうことでしょうか」

私は顔から血の気が引いていきました。

「ちがいます、私はこんなもの、知りません!」

「しかしこれは間違いなく、まだレジを通していない、うちの商品です」

「そんな……私、そんなこと……」

私は頭の中が真っ白になり、どうしてこんなことが起きたのか、理解できませんでした。

「警察を呼びます」

店長さんの言葉に、私は震えました。

警察に通報されたら、私だけでなく、夫の仕事にも影響が出るでしょう。

定年間近の夫のキャリアを台無しにすることになる。

その恐怖が、私の全身を縛りつけました。

「お願いです。警察には通報しないでください。なんでもしますから、どうか許してください」

「わかりました。本来でしたら警察に通報しますが、初めてと言うことで大目に見ましょう」

「ありがとう,ございます」

私は泣きながらお礼を言いました。

何もしてないのに、何度も何度も謝りました。

そして「もう2度とこのようなことはしません」という誓約書を書かされました。

この時の私は、とにかくなんでもいいから、この場から逃げたかったのです。

家に帰ってからも、一体何が起こっていたのか。

頭の中がグチャグチャでわかりませんでした。

そして今日のこのことは、夫には言えませんでした。

奴隷に堕ちた上級国民

次の日、私はショックで寝込んでいました。

まだ頭の中も、心も整理がつきませんでした。

そして昨日の出来事が、何度もフラッシュバックしていました。

何もする気が起きず、リビングのソファーで寝ていると、チャイムがなりました。

玄関を開けると、そこには昨日のスーパーの店長が、不気味な笑みを浮かべて立っていました。

「昨日はどうもおせわになりました。丸丸スーパーの店長の山倉です」

私は恐怖で震えが止まりませんでした。

「おおきな家にお住まいですね」

そう言いながら、勝手に家に入ってきました。

「昨日のことですが、実はあれ、簡単には終わらないんです」

私を脅迫しにきたことは、すぐにわかりました。

そしてそのまま許可なく家に上がり込み、リビングのソファーに我が物顔で座りました。

「ご主人のことも分かっています。丸の内のエリート官僚なんですってね。昨日のことが公になればどうなるでしょうか」

その言葉に、私は恐怖しました。

「帰ってください。警察を呼びますよ」

「警察を呼んで困るのは、奥さんの方じゃないですか」

そう言って山倉は、昨日わたしが書かされた誓約書を取り出しました。

「それは……」

事実無根とはいえ、私が万引きを認めた念書です。

私はもう逃げられないと思いました。

「広いリビングに高価な家具、そして高給な外国製ソファー。これが上級国民の生活ってやつか」

「旦那さんは59歳、もうすぐ定年じゃないですか。退職金はいくらかなあ。官僚なら5000万ぐらいか。

そのあとは天下りして、楽な仕事でずっと年収何千万も貰えるんですね。うらやましいなあ」

そう言うと山倉は、怖い顔で私を睨みつけ

「スーパーの店長なんか、早朝から閉店まで働いても、手取り25万も貰えない。同じ人間なのにこの差はなんだ?バカバカしくてやってられるか」

そう怒鳴ってテーブルをたたきました。

「だがこの念書を警察に差し出せば、あんたの旦那のキャリアも、退職金も天下りも、全部パァーだ。そうすれば、あんたたちも上級国民でいられなくなるぞ。俺たち底辺の仲間入りだ。そんな生活してみるかい」

私はパニックと恐怖で、ふるえが止まりませんでした。

「奥さん、あんたは昨日オレに「なんでもしますから許してください」って言ったよな」

私は

「すみません」「すみません」と、何も悪いことをしていないのに謝り続けました。

「言葉だけじゃダメだね、あんたも子供じゃないんだから、俺が何を言いたいかわかるだろう」

そう言って山倉は、私に服を脱ぐように命じました

「お願いです、それだけは許してください。お金だったらいくらでも払います」

「嫌ならいいんだよ、ただ警察に行くだけだ」

それでも私が躊躇していると

「一人で脱げないなら、俺が手伝ってやってもいいんだぜ」

そういって私の体に触ろうとしてきました。

私は部屋の隅に行き、しょうがなく服を脱ぎました

下着だけになったところで、山倉の方を見ましたが、当然これで許してもらえるはずがありませんでした。

「全部脱いだらこっちへこい」

そう言われ、山倉の方へ歩いて行こうとすると

「誰が立って歩いてこいと言った?犬のように、四つん這いになって歩いてこい」

こんな破廉恥な命令にも、私は従うしかありませんでした。

近くまで行くと、山倉は私に、犬の首輪までつけました。

そしてひたいを床にこすり付け、土下座するように命じました。

「俺はこうやって、上級国民を跪かせるのが、最高の快楽なんだ」

山倉の高笑いが、部屋中に響きわたりました。

こうしてこの日、私は山倉から、屈辱的で、言葉にできない辱めを受けたのです。

永遠に続く、地獄の日々

その後も山倉は、夫がいない時を狙って、家にやってきました。

その度に私を脅し、私はそれに服従するしかありませんでした。

それはまるで蛇が小動物をいたぶるかのように、山倉は私の心と体を弄んだのです。

ある日山倉は

「このリビングで遊ぶのも飽きたなあ」

そう言って勝手に2階に上がって行きました。

そして山倉は、私たちの寝室に入りました。

「広い寝室だなあ。この部屋だけで、俺の安アパートよりずっと広いぜ」

そう言ってベッドに座りました。

私は心の中で

「汚い服のままベッドに座らないで」

と叫びました。

山倉はニヤニヤと笑いながら

「夜になると、このベッドでエリートの旦那と何をしているんだ?」

私は黙って下を向きました。

「俺もこんな広いベッドで寝てみたいなあ」

そう言って、私の方をチラリと見て

「奥さんと一緒にね」

山倉は私の手をひっぱり、ベッドに引きずりこもうとしました。

私はとっさにその手を払いのけ、部屋の隅に逃げました。

「お願いです、もう堪忍してください」

私は泣いて懇願しましたが、山倉は聞き入れてくれません。

「俺はこのベッドで、奥さんと寝たいんだ」

私と夫との、神聖な部屋までも、汚そうとしていました。

「お願いです。この部屋は仕事に疲れた主人が、休息を取るための大切な部屋なんです。

どうかこの寝室だけはゆるしてください」

わたしは土下座して頼みました。

しかしそれでも山倉は許してくれませんでした。

「だめだね、こっちへ来い」

もしそんなことをされたら。

今夜も、そしてこれからも。

毎晩わたしは、このベッドで夫と夜をすごすのです。

その度にこの男とのことを思い出すでしょう。

これ以上、私はもう耐えられない。

「出ていってください。そしてもう2度と来ないで。警察でもどこでもいってください」

やっと私は、山倉を家から追い出しました。

恐怖からの解放

そしてその2日後、警察が家にやってきました。

「丸丸スーパーのことでお聞きしたいことがあります」

おそらく山倉が通報したのでしょう。

でも本当のことを話せば、きっと信じてもらえるはず。

私はそう思いました。

しかし刑事さんの話は、意外な内容でした。


それから1週間後。

テレビを見ていた夫が

「これ、君がいつも買い物をしているスーパーじゃないか」

と言いました。

テレビから、店長の山倉が逮捕されたというニュースが流れていました。

山倉は私以外にも、何人もの女性に万引きの濡れ衣を着せ、脅迫していたのです。

刑事さんが来られたのは、すでに何人かの女性から被害届けが出されており、警察は内定捜査をしていたのでした。

私の万引きも、もちろん潔白と証明されました。

こっそりと客のバッグに商品を入れ、万引きの濡れ衣を着せるのが、山倉の常習的な手口だったようです。

被害者は私を含め、10人以上にのぼりました。

中には未成年の高校生までいました。

高校生の少女が、親に相談し、警察に通報したのです。

その結果、警察が捜査に動き、山倉は逮捕されました。

こうして私の恐怖の日々は終わりました。

私にその高校生のような勇気があったら、私自身もここまで酷い目に合わなくて済んだでしょう。

そして事件ももっと早く解決し、被害者も少なくなっていたかもしれません。

私は夫に全てを打ち明けました。

夫は私の愚行を責めることはなく、すべて赦してくれました。

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