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八重子52歳、社内不倫がバレて……

八重子52歳の夫婦交換の物語

45歳で処女喪失

私の名前は八重子、52歳です。

少しお堅い雰囲気の会社で、事務をしています。

私は厳格な家庭で育ったため、若い頃からあまり恋愛経験はありませんでした。

あまりというより、全くなかったと言ってもいいかもしれません。

私が中学2年生の時です。

隣のクラスの男子から告白されました。

あまりよく知らない子でしたが、いい感じだったので私はOKしました。

でも彼から家に電話がかかってきたとき、母が勝手に

「うちの娘と関わるのはやめてください。家にも電話をしないでください」

と怒って、電話を切ったことがありました。

以来中学高校で、私は男子からの告白を、全て断ることになりました。

短大生になっても門限が厳しく、男性とお付き合いすることが出来ませんでした。

社会人OLになってからも、結婚してない男女が一緒に出かけるなんてとんでもないと、両親に言われ続けました。

私はもう働いていたにも関わらず、この頃普及し始めた携帯電話も持たせてもらえませんでした。

こうして私は恋愛の仕方がわからず、気づけば歳もアラフォーになっていました。

私が初めて男性と付き合うことになったのは、両親が亡くなった45歳になってからでした。

私が初めて交際した男性というのは、同じ会社のユタカ課長でした。

会社での忘年会の帰り、家が同じ方向ということで、駅まで一緒に歩いていました。

そこで彼から二人だけで飲まないかと、2件目に誘われたのです。

一瞬迷いましたが、少し強引に手を引っ張られました。

男性と手を繋いだのも、この時が生まれて初めてでした。

ユタカ課長が既婚者なのは知っていました。

二人っきりになって

「嫁とはうまくいってないんだ」

という彼のそんな言葉に、私は同情しました。

そして

「いつか嫁とは離婚して、八重子さんと結婚したいと思っている」

と言われました。

それまで全く恋愛経験のなかった私は、簡単に彼の術中に嵌りました。

それぐらい私は、異性に対して免疫がなかったのです。

私の心は簡単に彼の手に落ち、その夜私は、彼に抱かれていました。

45歳の女の、初めての夜でした。

妻子持ちの彼氏と不倫の7年間

それから約7年の月日が流れました。

ユタカ課長との関係は、今も続いています。

ですが、彼に対する私の心は、すでに冷めていました。

最初のころは、映画や食事に行くようなデートを楽しんでいましたが、今では会えばそのままホテルに直行するだけです。

行為の後に交わす会話も、なんだか無機質なものに変わっていました。

以前は口癖のように「妻と別れて君と結婚したい」と言ってましたが、今はもうそんな言葉はありません。

もっとも、奥さんと本気で離婚するはずないのは、もうわかっています。

私も彼との結婚は、内心諦めていました。

そんな男、さっさと別れた方がいいと言われそうですが、そこは恋愛経験の少なさ。

時々彼が私にかけてくれる、甘い言葉やささやきに、微かに期待をしてしまうのです。

こうしてただときだけが流れ、気がつけば私は52歳になっていました。


ある週末、いつものようにホテルで過ごした帰り道のことでした。

最近ではこう言う時でも

「人に見られるとまずいから」

と言って、彼は手を繋いで歩くことを嫌がります。

ですがこの日の私は、半ば強引にユタカさんと手を繋いで歩いていました。

そのとき、前から歩いてくる、一人の男性に気が付きました。

会社のマサヤ部長でした。

私たちはあわてて離れ、顔を伏せてすれ違いました

しかしおそらく気づかれていたと思いました

「まずい人にみられたわね」

私がそう言うと、

「だから手を繋ぐのはやめようって言ってたのに」

ユタカさんは舌打ちをしてそう言いました。

もしこのことが会社で広まれば、ユタカさんの課長としての立場は悪くなります。

それどころか、会社を辞める羽目になるかもしれません。

ですが、この時私は

「不倫関係が明るみに出て、奥さんと別れることになれば、その時は私と結婚してもらえるかもしれない」

そんなことも考えたのです。

部長からの呼び出し

翌日出勤すると、私は部長から呼び出しを受けました。

「八重子君、話があるので、午後になったら会議室まできてくれ」

どうしよう。

きっとユタカ課長とのことを問いただされる。

私たちは会社にいられなくなるかもしれない。

最初はそう思いました。

ですが、呼び出されたのは私だけ。

もしやこれをネタに私のことを脅そうと……

きっとそうに違いありません

マサヤ部長はデブで髪の毛も薄く、顔も油ぎってぶつぶつがあります。

生理的に受け付けられないのです。

そんな部長と私が……

大変おぞましい光景が、私の脳裏に浮かびました。


私は昼休みに、ユタカさんに相談しました。

状況を説明すると、彼は眉をひそめました。

「やっぱり見られていたか」

「どうしよう」

このままだと、私は部長と……

想像しただけで、私は鳥肌が立ちました。

彼はしばらく考え、そして信じられないことを口にしました。

「1回だけ我慢して、部長に抱かれてくれ」

その言葉に、私は思わず耳を疑いました。

「部長がそれで満足するなら、それが一番丸く収まる」

「絶対いや、あんな男に抱かれるぐらいなら、死んだほうがマシよ」

ですが彼は、私の気持ちを無視して続けました。

「部長と君がデキてしまえば、部長も共犯だ。

さらに君が上手く取り入ってくれれば、社内で俺の立場も良くなる」

彼は私の身を案じるどころか、自分の出世や保身のことしか考えていませんでした。

私はこれまで彼にいだいていた愛情が、一気に冷めていくのを感じました。


昼休みが終わって、私は部長と一緒に会議室に入りました。

「昨日のことだけど……分かっているよね」

部長の言葉に、私は一瞬身が固くなりました。

「安心しなさい。この件を誰かに言うつもりはない。

だがそのかわりと言ってはなんだが、君に頼みたいことがある。

一晩だけでいいから、私に付き合って欲しい」

そう言われました。

やはり思っていた通りでした。

弱みを握ったことで、私の体を求めてくるなんて。

女を性の欲求のはけ口としか見ていない、破廉恥な要求。

もう私は、クビを覚悟で断ろうと思いました。

しかし部長が続けて言ったのは、意外な内容でした。

「ははは、そう怖い顔で睨まないでくれ。誤解のないように言っておくが、何も1回やらせろとか、そんなのじゃない」

部長は笑いながら続けました。

「君が私のことを嫌っているのは知っているし、私も自分を嫌っている女性を無理やり抱く趣味はない。

ただあるパーティーに、私のパートナーとして一緒に出席してほしいんだ」

「パーティー……ですか?」

「そうだ。そのパーティーは夫婦で出席するのが決まりになっているが、私は独身だからね。

パートナーがいないんだ。だからそのパーティーの間だけ、私の妻の役を演じてほしい」

そう言いました

「なんのパーティーですか?」

「それは今は言えない。当日のお楽しみだ。パーティーの趣旨がつまらなかったら、隅っこの方で見学してくれて構わない」

そう言われ、私は部長のいうパーティーに出席することにしました。

夫婦交換

パーティー当日、私は部長と夫婦という設定で参加しました。

場所は都内の高級ホテル、最上階のスイートルームでした。

中に入ると、すでに6組の夫婦と思われるカップルがいました。

「PSPにようこそ。初めてのかたですね。今夜は楽しみましょう」

どうやらPSPというのが会の名前らしい。

私はマサヤ部長にこっそりと聞きました。

「あの……PSPって、どういう意味ですか?」

「パートナーシェアパーティー。夫婦交換会のことだよ」

夫婦交換!?

夫婦交換と聞いて、私は驚きました。

ドラマや週刊誌で、見たり聞いたりしたことはありますが、そんな会が本当に開かれているなんて。

ましてやそれに自分が参加するなんて。

「嫌なら見学してるだけでいい」

そう言われていた意味が、やっとわかりました。

この会への出席する条件はパートナー、つまり夫婦同伴であること。

独身の部長は参加資格が無いので、私に協力を求めたのでした。


参加者は60代が中心で、私は最年少のようでした。

次々と男性が寄ってきて、52歳のわたしに「若いですねえ」「とてもお綺麗ですね」と言ってもらえました。

これってモテ期なのかなあ(笑)

なんて、ちょっと思ったりもしました。

今まで私は、結婚もしていない男女が関係を持つのは、いけないことだと考えていました。

少なくとも男性と関係を持つ時は、もうそのかたとの結婚が決まってから。

そんなふうに考えていました。

おかげで私の初体験は45歳。

そして52歳になった今でも、男性経験が1人しかありません。

そんな考えに縛られていたため、私はユタカ課長と結婚しなければいけないと、思い込んでいました。

このパーティーが終われば、また明日から私を待っているのは

ユタカ課長とホテルで会ってホテルで別れる、

ダラダラと続く、そんな関係です

目が合った男性から

「よかったら、ぼくとご一緒してもらえませんか」

そう声をかけられました。

私は勇気を出し、新しい自分になることを決意しました。

「私でよければ」

そう言って、誘ってくださった男性を受け入れることにしました。

まさか52年間、男性経験のほとんどなかった私が、こんな大胆なことをするなんて。

自分でも信じられませんでした。

しかし1歩踏み出してしまえば、あとは次々と……。

今までの自分が、いかに臆病でいたのかを思い知りました。

この日私は、マサヤ部長以外の、参加者全員の男性に抱かれました。

これまで経験人数がわずか1人だった私が、一夜にして7人になったのです。

「こんなふしだらで破廉恥な娘に育てた覚えはない」

天国の両親が見たら、きっとそう怒ったにちがいありません。

ですが夫婦交換パーティーは、これで終わりではありませんでした。

夫婦交換の本来の目的は、セックスレス夫婦への、性の起爆剤。

刺激を与えることで、セックスレスを解消しようというものです。

「さあ、パーティーの最後は、本来のパートナーと愛を深め合いましょう」

司会のかたがそう言うと、各々が自分のパートナーと愛し始めました。

マサヤ部長が私のもとにやってきました。

そして私の耳元で

「無理しなくていい。私は今日はもう満足している」

そう言ってくれました。

「今日私は、今まで知らなかった自分に出会えました。本当に感謝しています」

私は続けました

「でもまだ満足していません。私は最後に部長、いえ、マサヤさん、あなたに抱かれたいんです」

そう言って私は、自分からマサヤさんに抱かれることを選びました。

これで私の経験人数は、名前と同じ8人。

8人目は、ほんの数時間前まで、あんなに嫌っていたマサヤ部長でした。

終わりにしましょう

翌日、私はユタカさんと話し合いました。

「昨夜だけど……部長にセクハラを迫られなかった?

心配しているような言葉でしたが、私の心には何も響きませんでした。

彼が本当に私を想っているなら、会社をクビになる覚悟も決め、奥さんと別れる決心をしてくれたはずです。

なのに彼が心配していたのは、自分の保身だけでした。

「ユタカさん。私たち、もう終わりにしましょう」

私は彼に別れを告げました。

僕と別れて、これからどうするつもりなんだ

「私、マサヤ部長と結婚することにしたんです」

だって、マサヤ部長と、私の体の相性が良かったから。

そしてなにより、あのパーティーの参加資格は、夫婦であることだからです。

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この動画も最初は収益無しだった

実は最初、この動画には広告収益が許可されませんでした。

またか!また広告つかないのか!

なぜだ、なぜなんだー

内容にHな描写なんかないぞ。

ただただ夫婦交換パーティーに出ただけという話だ。

その時のサムネールがこれ

ひょっとしたらサムネに問題があるのではないだろうか?

そう思って、動画の中身は一切変えず、サムネだけ「秘密のパーティー、社内不倫」に替えてみたところ一発OKとなった。

どうもこのあたりは、審査員(人間)のさじ加減一つみたいな気がする。

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